精巣でうまく精子がつくられず、精子の数が少なかったり、精子の運動率が低かったり、精子の質が悪い状態です。
精子の数や精子の運動率の正常値についてはWHO(世界保健機関)によって、次のように示されています。

正常な精子の数
数…精液1ml中に2000万匹以上
運動率…前進運動精子が50%以上
奇形率…15%以下
生存率…75%以上

造精機能障害を引き起こす原因には、染色体異常のような先天性のものから、精索静脈瘤や男性ホルモンの欠乏などの後天的なものまで様々ありますが、大半が特発性(=原因不明)のものです。
現在、この特発性の造精機能障害を改善する治療法はなく、赤ちゃんを切望するご夫婦を悩ませる、深刻な悩みの種となっています。

セックスの体位は、妊娠とはあまり関係がありません。
体位よりも大事なのは「気持ちいい」かどうか。

気持ちよくなると、子宮頚管粘液(おりもの)がよく分泌されます。
子宮頚管粘液がたくさん出ると、挿入も深くなって膣の奥の方で射精できます。
できるだけ子宮に近い方がいいですよね。
子宮頚管粘液が多い方が精子も子宮へ泳いでいきやすいです。
(子宮頚管粘液が少ないのは、不妊症の原因になります)

そして、女性が気持ちよくなったところで射精があると、子宮が収縮してスポイトのような役目を果たします。
精子が自力で泳いでいくのを助けて、この収縮が精子をググ~っと吸い上げるのです。
こういう事から、気持ちのいい充実した、子宮の収縮がいっぱいのセックスは妊娠しやすいと言われています。

セックスが終わったあとに気になるのが、精液が出てくること。
精液が出てくるのは普通です。
元気な精子は、射精された瞬間からもう泳いで行ってるんですよ。
精液が出てきたから「あー、精子が出ちゃった、、、妊娠できない」なんて思う必要ないですからね。安心してください。
射精してもすぐに抜かないで、少ししてから抜くのもいいみたいです。

病院で不妊の検査を受ける場合、医師による問診が行われ、その後、不妊の一般的な検査が始まります。
検査の内容は、男性の場合、検査項目は基本的に1つで通院も1、2回で済みます。
これに対し、女性の場合、検査項目が6~10あり通院も最低でも7、8回は必要となります。

女性の検査としては、「尿検査」「ホルモン検査」「月経培養検査」「超音波検査(エコー)」「頸管粘液検査」「子宮卵管造影」「通気」「通水検査」「フーナーテスト(ヒューナーテスト)」「抗精子抗体」「子宮鏡検査」「腹腔鏡検査」これらの検査が行われます。
これ以外、基礎体温が重要となります。
基礎体温は、病院で受ける検査ではなく、毎朝自分で測るものです。
受診の際に持参して医師に見てもらいます。
基礎体温表により、いろんなことが分かり、また、治療や検査の進め方に役立ちます。

男性の場合、「精液検査」「精巣検査」「精子抗体検査」「ハムスターテスト(ハムスターの卵子を使って、精子が受精できるかどうか調べる検査)」「ホルモン検査」こうした検査が行われます。
検査の項目は病院・クリニックによって多少異なります。
初診はほとんどが30分未満で、ほとんど健康保険でカバーできる場合が多いので、不妊で悩んでいる場合、早めに医師に相談すると良いでしょう。
又女性の場合は生理の周期に合わせて、4回の来診で済む場合もあります。

不妊症の検査は、「排卵しているか」「卵管は通っているか」「精液所見に問題はないか」この三つがポイントになります。
これらのうち、1つでも問題がある場合、治療を行わなければ決して妊娠できないことになります。
不妊外来では、まず第一にこれらの検査が行われます。
不妊の原因は様々なので、子供を望むパートナー同士、そして医師との連携あっての不妊検査が大事となります。

不妊治療の費用は、一般的にどうしても高くなりがちです。
これは、まず、一部には保険が適用されるものもありますが、たいていの不妊治療は保険が適用外になることがあります。
また、特殊な検査で、特に高度な技術が必要となる検査だと、どうしても検査費用が高額になってしまいます。
さらに不妊検査には様々な種類があり、必要に応じていくつかの不妊検査を行います。

不妊治療にかかる費用は大きく分けて、検査にかかる費用と治療にかかる費用とがあります。
検査には不妊原因を調べる検査と排卵時期を調べる検査とがあります。
治療には一般治療(人工授精までの治療)と生殖補助医療(体外受精など)とがあります。

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